まだとけない魔法

まだとけない魔法

日記。2021年〜

Stray Kidsの寄り添い方

Stray Kidsの好きなところの一部です。

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【目次】

 

★LGBTQ+コミュニティのサポート

1. NYのプライドパレードへの参加

2018年、Stray KidsがKCON in NYに出演した際、ニューヨークではプライドフェスティバルが開催されていた。毎年恒例のこのイベントは、LGBTQ+コミュニティを祝福し、サポートするもの。KCONの翌日、このイベントが行われている間、メンバーがそのパレードにいるのを何人かのファンが目撃した。彼らは偶然そこに辿り着いただけかもしれないが、どんなイベントだったかは理解していたはず。そこで彼らはパレードに参加する人たちに、笑顔で手を振っていたという。

 

2. プライドシューズを履くチャンビン

チャンビンが空港でNIKEの「Air VaporMax Plus BETRUE」スニーカーを履いていた。ユニークなレインボーソールと、ピンクとラベンダーの配色が特徴のこの靴は、プライド月間を祝うためにデザインされたもの。

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【NIKE公式】ナイキ エア ヴェイパーマックス プラス Betrue 'Black & Multicolor' (AR4791-500 / AIR VAPORMAX PLUS BETRUE). Nike SNKRS JP

 

3. 「わたしに無害なひと」を読むヒョンジン

インタビューでかばんの中身を紹介すると、チェ・ウニョンの「わたしに無害なひと」が入っていた。この本は、レズビアンカップルなど様々な女性が登場する短編集で、フェミニズム文学の中でも人気の作品。

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[비주얼가이드③] "청바지·만화책·편지"…스트레이 키즈의 '인 마이 백'

フェミニズムは、男性にとっては今ある特権を揺るがすものなので目を逸らしたい人が多いのだろうと感じることが多々あるのですが、彼は当時18歳で、女性のエンパワーメントに関する物語に触れていて、そこにもとても感動します)

 

4. フィリックスが理想のタイプを聞かれ、男の子と女の子をそれぞれ挙げた

アイドルは理想のタイプを聞かれることが多い。ある時ファンがフィリックスにファンサイン会で理想のタイプを尋ねると、彼は「男の子のこと?女の子のこと?」と確認した。

その後、「男性ならチャンビン。ダークで強くて、筋肉質の人」と答え、「女性ならそのままのSTAY(Stray Kidsのファン)が好きです」と、男性と女性、両方の理想のタイプを語った。

(これ、好きなタイプを聞かれた際に「女性のことを聞いている」と決めつけないというのもそうだし、素敵だと思う男性を素直に言葉にできるという部分も好きです。男性が男性のことを褒めた時の、「コッチなの?!」と騒ぎ立てるホモフォビアホモソーシャルの傑作みたいな反応を見るたびに、最悪な気持ちになるので…。ちなみに、マチズモ的な答えに引っかかる人もいるかもしれませんが、普段のピリ自身にそれを感じることはほとんど無いということは言っておきたいです)

 

5. リノが安全ピンのピアスを着用

リノは社会的、環境的に配慮したファッションとアクセサリーをたくさん持っている。その中の一つが、「安全な場所」を象徴し、全ての人権の味方だというメッセージが込められた安全ピンのピアス。安全ピンのピアスは、LGBTQ+や移民の人々に「私はあなたの味方です」という意思を表す。

"[SKZ DIARY] 今日は何をつけましょうか?"

 

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6. バンチャンがノンバイナリーの人々を含めて挨拶

バンチャンは2月16日、LAで開かれた「District 9: Unlock Concert」で挨拶した際、自分の言葉をジェンダーバイナリーに分類される人に限定しないようにした。バンチャンは特別なコンサートについて「男の子でも女の子でも誰でも」歓迎すると述べ、ノンバイナリーの人も含め、すべての人への感謝を示した。

"It doesn't matter how old you are ... it doesn't matter if you're a boy or a girl or whoever you choose to be ... it doesn't matter where you're from .... everyone is welcome in our special district"

 

7. 映像ファンサイン会でLGBTQ+のファンと話した時のフィリックス

Stray KidsがLGBTQ+のSTAY(Stray Kidsのファン)に、安全な空間と快適さを与えてくれていることを説明し、彼らに感謝したときのフィリックスの反応。

 

8. レズビアンカップルを祝福するバンチャン

映像ファンサイン会で、Stray Kidsを通して出会ったというカップルの話を聞き、「嬉しい!誇りに思う」と話した。

 

★動物保護

1. ヒョンジンが捨て犬捨て猫支援のブレスレットを着用

愛犬カミをとても可愛がっているヒョンジンは捨て犬捨て猫を支援するブレスレットを着けている。

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(↑この写真でもわかりますね)

 

2. 3匹の猫を飼うリノ

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愛猫家のリノ。実家では、動物病院で命を落としかけていたスニ、知人から里親として引き取ったドゥニ、捨て猫センターから連れてきたドゥリの3匹の猫を飼っており、Instagramには彼らの写真が多数アップされている。

"10さぁぁぁぁい!!!!おめでとう、スニ😻 僕の弟。体に気をつけて。ここに載せてもお前は見ないけど"

 

Two Kids Roomという動画の中でも3匹の猫の話が登場している。

 

3. リノがホッキョクグマ後援ピアスを着用

売り上げの一部がホッキョクグマの後援に使われるピアス。

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빙하의눈물 북극곰 후원 SET (귀걸이/반지 or 목걸이/반지 택 1), 신세계백화점

 

【追記 3/30】

4. リノが捨て猫サポートのバッチを着用

胸元につけている猫のバッチは、収益の一部が捨て猫の給食所運営、TNR手術費、捨て猫保護所運営費などに使用される捨て猫サポートのバッチ。

 

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販売元PoundCatのストーリー↓

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"Stray Kids リノくんが(うちの)バッチを!!🧡"

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"一晩でバッジの注文量が300件を越えました🥺 実は、今月の販売が多くなかったため、後援金も減り心配だったのですが、Stray Kidsのファンの皆さんのおかげでいっぱいになりました🧡 皆さん、捨て猫ちゃん後援に参加してくださって本当にありがとうございます☁️☁️☁️"

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인플루언서 검색

 

【追記 3/30】

5. スンミンが動物虐待防止のチャリティTシャツを着用

スンミンがVLIVE"スンミニの部屋"で「動物虐待防止、捨て犬保護の後援キャンペーン」のTシャツを着ていた。

これは、虐待を受ける動物や捨てられた野良犬の保護を支援するもので、動物や愛犬が偏見なくより愛され保護されることを願う気持ちを込めてYALEの韓国チーム'WORDS'によって制作された。

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예일(YALE) PREPPY HANDSOME DAN TEE WHITE - 33,600 | 무신사 스토어

 

★子どもの安全と教育を支援

1. チャンビンがMake A Promiseのネックレスを着用

ユニセフルイ・ヴィトンの共同チャリティで、紛争の影響を受ける国々に住む子どもたちや、自然災害や伝染病、暴力、迫害など困難のある生活を送っている世界中の子どもたちを支援する。

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ユニセフとの共同チャリティ・プロジェクト|ルイ・ヴィトン 公式サイト

 

2. リノとアイエンが、助けを必要とする全ての子どもたちを保護する「#every child」のリングを着用

韓国のユニセフで定期募金(1ヶ月に3万ウォン)をしてる人に送られる指輪で、 寄付金は世界中の栄養失調で治療や教育を受けられない子どもや、難民の子ども、エイズ感染による厳しい状況に置かれている子ども達の支援に使われる。

 

・リノ

↑写真2枚目、4枚目

 

【追記 4/15】

・アイエン

↑写真2〜5枚目

 

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당신의 소중한 약속의 상징, 유니세프 [#every child] 반지 | 유니세프한국위원회

 

3. ユニセフを通じてアフリカの子どもに長期後援をしているリノ

Vogue Koreaに掲載されたインタビューより抜粋。(原文は韓国語)

"リノにはアフリカ・ガーナに別の家族がいる。 中学生の時からユニセフの定期後援をするアナスだ。赤ちゃんだったアナスが今はもう入学し、リノにお礼の手紙を書く。「たまに親心のようなものを感じます(笑) 僕のおかげで一人がより良い生活を送れるなんて嬉しいです。その子の人生が満たされるほど、僕の心の空いた部分が埋められていくようです。いつかコンサートにアナスを招待したいです」"

스트레이 키즈의 후회 없는 순간 | 보그 코리아 (Vogue Korea)

一人っ子のため弟ができたら良いなと思った、とも話している。

 

4. アイエンが「GIVE LOVE」という寄付イベントにサイン入りシューズを出品

このイベントでは、KPOPスターの商品が抽選で当たる懸賞チケットをファンが購入することで、その収益金の全額がセーブ・ザ・チルドレン・コリアが運営する教育環境整備事業に使われる。

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5. フィリックスが自身の誕生日に、国際援助団体への定期支援を申請

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誕生日につけたVLIVEにて。

"今日、僕が寄付をしました。セーブ・ザ・チルドレンに。これからも寄付するつもりですが、なぜ突然寄付しようと考えたのかを話すと…。もちろんSTAYも突然でびっくりするかもしれないし、なぜ突然したのか気になるかもしれません。実は僕は…まず幼い頃から僕は何度も寄付をしてきて、家族もよく寄付をしていました。例えば1,000ウォンでも…オーストラリアでは1ドルでも寄付をしたり、学校に寄付をしたりしていました。自分と同じくらいの年齢の子でサポートを必要としている子もいるだろうと思いながら、幼い頃から今まで寄付をしてきていて…。オーストラリアでたくさん寄付をして、食べ物やお金や愛情などもたくさん寄付しました。

それで、韓国に来てデビューをしてからも寄付をしたかったのですが、どうやって寄付をしたらいいのか分かりませんでした。でも探してみたら、セーブ・ザ・チルドレンを見つけて、昔のことを思い出したんです。僕が子どもの頃寄付をしていた時どんな気持ちだったのかよく分かっているので…それで!今日、僕が誕生日にプレゼントをもらうように(寄付をしました)。

STAYから素晴らしいプレゼントをもらって、愛と力をすごく受け取り、本当に幸せな気持ちがどういうものなのか分かった気がします。幸せという意味が正確に分かって。世界中には助けが必要な子どもたちもたくさんいるので、子どもたちについて考えながら、とても幼い、そういう子たちに機会をあげられたらとたくさん考えて、本当に子どもたちの助けになりたくて…今日から!STAYが僕に誕生日プレゼントをくれるように、僕がもらった分だけ、セーブ・ザ・チルドレンに、助けが必要な子どもたちに、僕もプレゼントをあげることにします。

(本を見せて)裏にメッセージがあります。「私たちにはたった一つの原則があります。その子どもがどこの国の子どもでも、どんな宗教でも関係なく、助けなくてはならないということです」。本当にその通りだと思います。本当に、どこの国の子どもでも助けが必要な子どもが多くいると、本当に深く考えました。いつも愛をあげたいし、助けてあげたい子どもがとても多いです。だから今日から寄付をします。

僕は本当に幸せです。これが僕の誕生日プレゼントです。STAYにもらった分だけ、僕がそのプレゼントも、一緒に助けてあげたい子どもたちに、一緒にそのプレゼントをシェアするんです。一緒に分かち合うんです。愛を、そしてサポートと希望。希望もあげたくて、プレゼントに。

なので、こうして、STAYもセーブ・ザ・チルドレンを一緒にしたかったら、寄付をしてみたかったら、いつでもウェルカムです。"

(抜粋部分は、01:03:45頃から)

 

韓国語コメント訳

"誕生日を祝ってくれて本当にありがとうございます。そして、僕がセーブ・ザ・チルドレンを通じて寄付したかった理由は、全ての子ども達に機会を持つ資格があると考え、STAYが僕に力をくれた分、僕も愛と希望を助けが必要な子ども達にプレゼントのようにあげたかったためです。今日の誕生日を大切なものにしてくれて、忘れられない思い出がもう一つできました。ありがとうございます。スキズのBack Doorの活動も見守ってください^^"

英語コメント

"Stay, thank you for making my birthday feel special today. You've made my day warm and unforgettable.

Today the reason why I decided to donate to the children in need through "Save the children" is because for a long time, I deeply feel that every child deserves a chance to live their life to the fullest. Just as you gave me strength today, I wanted to express my love and support for the precious children. Just as you do for me, I want to share the love and hope that they deserve.

Lastly, thank you for the special birthday today and please look forward to Back Door ^^"

 

 

★その他にも…

1. ALSアイス・バケツ・チャレンジに参加するStray Kids

ALS患者の研究を支援するためアイス・バケツ・チャレンジを行なった。

・バンチャン

"こんにちは、Stray Kidsのバンチャンです。A.C.Eのキム・ビョングァン先輩とパク・ジミン先輩のご指名を受け、2018年アイスバケツチャレンジに参加できて光栄です。僕の動画を通して、たくさんの方々が病院設立へ参加してくださることを願っています。

僕と一緒に有意義な参加をしてくださる3人はナクジュン先輩、DAY6ヨンケイ先輩、Wanna Oneイ・デフィ先輩です。たくさんのご参加よろしくお願いします!"

 

・ハン

"こんにちは、Stray Kidsのハンです。ウジニョンさんのご指名で2018年アイスバケツチャレンジに参加できて光栄です。

スンイル希望財団により、韓国初のルー・ゲーリッグ病患者のための病院が設立されるそうです。この動画を見てらっしゃる皆さんの暖かい関心と応援をお願いします。

そして僕が指名する方たちはVICTONのスビン先輩、THE BOYZのエリック先輩、最後にStray Kidsのスンミン君です。ありがとうございます。"

 

・スンミン

"こんにちは、Stray Kidsのスンミンです。僕たちのメンバーのハンの指名で、国内初のルー・ゲリッグ療養病院の設立のためのアイスバケツチャレンジに参加することができ、光栄です。

この病院の設立には、僕だけでなく多くの方の助けが必要です。患者の方々と家族の方々に、 この多くの暖かい気持ちが伝わることを願っています。ありがとうございます。"

 

2. 献血のためにタトゥーを入れないバンチャン

バンチャンは2018年のファンサイン会で、「タトゥーを入れると献血ができなくなるので入れていない」と話していたそう。

ちなみに、偽物のタトゥーを付けていることはある。

 

3. 車椅子のファンに駆け寄るバンチャン

ファンにぬいぐるみを投げる場面で、車椅子に乗ったファンを見つけ、ステージを降りてそのファンの元へ駆け寄って直接ぬいぐるみを渡した。

 

4. リサイクル素材で作られたトートバッグを使用するリノ

エコロジカルな「Corso Como」のトートバッグを使っている。

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5. 手話で話すヒョンジン

映像ファンサイン会で、音声の接続が悪く、またファンがマスクをしており口元が見えなかったため、聴覚障害の可能性を考え、手話を使い「愛してる」と伝えた。

 

世界共通のハンドサイン"I Love You"🤟の写真に聴覚障害者を表す絵文字🧏をつけて投稿していたこともある。

↑写真6枚目

 

 

他にもグループの活動として、海外の子どもを支援するための糸ブレスレットイベントへ参加したりもしていました。

 

 

LGBTQ+、動物、子ども、障がい者など、社会で弱者やマイノリティとされる存在へのサポートや寄り添い方について、ざっくりとまとめてみました。

 

私にとってStray Kidsは、ほとんど自分と同世代のグループなので、10代20代のうちからこうした姿勢や行動ができるということを本当に尊敬しています。

また、私はスキズが好きなので彼らについて取り上げましたが、彼らに限らず、韓国の芸能界ではある程度人気のある(継続的に活動ができている)グループや芸能人であれば、チャリティに積極的に参加している人が多いということも驚きました。

アイドルを通して初めて知ったイベントや商品もたくさんあるので、とても勉強になります。

 

最後に。今回彼らのことを紹介するためにたくさんの写真を使い、その中にはマスターさんが撮った写真もありましたが、私はまだマスター文化について答えが出せていません。オタクが撮った写真でアイドルのことが広まるという大義名分を持って盗撮しているだけなのでは…とか、精神的にも身体的にもアイドルの負担が大きいはず…とか、例えば空港やペンサの場ではオッケーだけどプライベートはダメという線引きを付けたって、その境目はあまりに曖昧だし、こちらからはどの人がアイドルの私生活にまで踏み込むマスター(いわゆるサセン)なのか分からない…とか。ここに転載している時点で、容認派ということになってしまうんですけど。KPOPの世界に来てまだ1年も経っていないので、今後もKドルの世界に浸かるなら、ちゃんと考えていきたいなぁと思います…。